the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #1
GRASS
- BANDSTAND #1 -
From HAKATA with Love & Peace since 1981









グラス at 福岡ビブレ屋上(1984) テンポの速い、そしてヘヴィなロックン・ロールで観る者を圧倒するのが、今年結成5年目を迎えたグラスである。ボーカルの化猫を中心、現在のグラスの母体であるグラス・スピリッツが結成されたのが1980年。そして1981年の80'sファクトリーのクリスマス・ライブまでに、中津江フェスティバルや徒楽夢、多夢に出演したり、モッズやリザード他のサポートとしてステージに立っていた。その後メンバーチェンジを行い、同時にグラスと改名.この時のメンバーには現在ゴジラのボーカルである大場由文がベースとして在籍していた。1982年に入って化猫が入院、このため一時活動休止を余儀なくさせられるが、1983年秋にはメンバーも新たに活動を再開。現シークレッツのコージ(g.)をサポートとして迎え、10月10日須崎公園で行われたライブ・エクスプローションvol.4に、オーディション合格バンドとして出場する。現在のメンバーは次の4人だ。

   ● 化猫(にゃんにゃん)/vocal(写真中央)
   ● 本田俊男/guitar(左)
   ● 長岡ヒロユキ/bass(前)
   ● 吉武秀一郎/drums(右)

 今年に入ってからは、新しく設立したグラス・オフィスの企画のもとに"No Way Out Gig"というライブを行ったり、ザ・バッツのサポートなどを経営している。現在プロモート用のビデオも制作中とのことだ。
 テンポが速くメジャー・コード中心の曲に、化猫の粗野が故にストレートなボーカルがのるグラスには、博多の他のグループのダカさを感じる。この編成のバンドには、ともすれば音が非常に薄くなってしまう欠点があるが、グラスはコーラスを多用することでこの問題を克服している.これもこのバンドの大きな特徴だろう。
 今後、"No Way Out Gig"の継続、自主制作のテープの発表、それに県外でのライブを課題としているグラス、ライブの度にファンを増しているグループである。




(協力=グラス・オフィス)
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<原本発行 1984年6月20日/復刻初版 2001年2月27日/改訂ニ版 2004年3月2日>
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