the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #3
GODZILLA
- BANDSTAND#5 -
From HAKATA with Love & Peace since 1981









 初めてこのバンドを見る人は、皆一様にド肝を抜かれることだろう。ハデに化粧したギタリストとベーシスト、そしてドラマーの3人が打ち出す重たいビートをバックに、金色の長い髪をふり乱してシャウトする男は鏡獅子かライオンか……!?
 1983年9月に結成されたゴジラは、同年10月23日のライブハウス徒楽夢出演を皮りに現在まで非常に積極的なライブ活動を続けている。そのちょうど一年余りの間に、各種のイベントに出演したり、レベッカ(CBSソニー)のオープニング・アクトを務めたりした他、今年8月5日のジャンピング・ジャム参加など、新手のグループの活動としては目を見張るものがある。

メンバーは結成当時から変らず、次の4人。
ゴジラ vo.
ツル g.
ヨシト b.
サル ds.

 彼ら自ら「重たいロックン・ロールのバンド」と称している通り、数ある博多のバンドの中ではヘビー級に属する音を聴かせる。
曲の内容、例えば歌詞に関して言えば、攻撃的・破壊的なものが目立つが、レゲエのリズムを導入した「ジェニー」(彼らはこの曲を演奏する前に必ず「ラブソングを….」と紹介する)などには、また違った一面も発見できる。
 これは、鋭い目で客をにらみつけながら吐き出す様に歌うボーカルのゴジラが、一瞬想像もしなかった様なシャイな表情や仕種を見せることに似ている。
普通こういうふうな独特なキャラクターを持ったメンバーがいるグループは、そのメンバーだけが目立ってしまい、バンド=看板メンバーといった結果になってしまう事が少なくないが、ゴジラの場合、他の3人にも存在感があるのも一つの特徴だろう。
 最近ツルが、2ピック・アップから3ピック・アップに持ち代え、以前にも増してヘヴィなサウンドになって来たゴジラだが、まだまだ大あばれは続きそうだ。




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<原本発行 1984年10月20日/復刻初版 1998年9月22日/改訂三版 2004年3月2日>
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