the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #4
CELLULOID
- BANDSTAND #6 -
From HAKATA with Love & Peace since 1981









 ボーカルの水永が1983年1月にジスイズを解散、同年7月に結成したのがセルロイドだ。ギターの野田マツユキ脱退後キーボードを導入したり、一時期はドラマーも脱退、リズムマシンを使用するといった苦境(確かに苦境だったようだ)に陥っていたが最近はメンバーも落ちついたようで、ライブも割と頻繁に行っている。メンバーは、

●水永達也 / ボーカル、ギター
●菅原ヒロノブ / ベース
●木佐木 珠里 / キーボード
●吉武ミズヒロ / ドラムス

 アンニュイで、ファッショナブルで、そしてセピア色のステージ。ゴックン通信の寺本祐司氏は水永のボーカルをハ虫類のそれだと評していたが、なるほどなとうなずいてしまった。
セルロイドにはもう一人影のメンバーとも言うべき人物、桐明ヨースケがいて、彼らのステージにはもう必要不可欠となった8ミリ映画やスライドの制作を行っている。以前はウルタラセブン対クール星人みたいなものも流していたが、現在はセルロイドというバンドをモチーフにした作品が中心になってきたようだ。
根本的にはダンス・ミュージック主体なのだが、決してダンスを強制するような曲想ではなく、むしろセルロイドの魅力というのはステージ全体の雰囲気を楽しめるというところではないだろうか。それはショーと呼ぶのにふさわしいものだ。「ナイト・オブ・シネマディクト」という曲には彼らのコンセプトが集結されているようで「クレセント・アイズ」と並んで代表曲と言って差支えなかろう。
個人的には「浮気なベイビー・ドール」なんか演ってて欲しいもんだけど、60回ぐらいアンコールしなきゃ演ってくんないだろうなあ。





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<原本発行 1984年12月20日/復刻初版 1999年4月28日/改訂三版 2004年3月2日>
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