the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #5
THE ACCIDENTS
From HAKATA with Love & Peace since 1981
■最近はどうですか?
宮本=もうしょっちゅう。いい時と悪い時のサイクルはね、どうしようもない。行き詰まりを乗り越えたらまたすぐ壁にぶつかる。みんな欲が深いからね(笑)。だけん「あげんなりたい!」とか思うたらもうそれが壁になるやない?まして5人やろ?1人1人そのサイクル違うけんさ。最低ラインちゅうのはみんな心得とるけどね、何年かバンド経験してきたおかげで。
樋口=そうなるともう個人個人の問題やね。
宮本=・・・・・・みんな飽き症だけんねェ(笑)。


ここで原島が登場。「何話よったと?」

■この春いよいよメジャーからLPリリースということだけど、2月にレコーディングするんでしょう?
原島=うん、フチガミ・レコーディング・スタジオで2月7日から。今の予定じゃ一応20曲くらい録って、録りながらそれを15曲ぐらいに絞って、結局8曲から10曲ぐらいになるやろうね。カッティング・レベルとかのことあるし、俺たちの曲って割合長いやない?それでハッキリ何曲入れるとは断言できんけど。

■全くの新曲はどのくらい入りますか?
原島=半分くらいかな?

■12インチの"Nite Time"からは?
原島=何曲か考えとうけど、一応全部録り直しいうことにして新バージョンで入れるかもね。あれは全くインディーズっていう形で出したから、それをもう一回やり直すちゅうことも考えられるよね。あれ出した時は満足しとったけど、今となっては新しいアイディアが生まれてきてるから。ライブを重ねた上で生まれてきたものもあるし、柴田が入ってきたことで変ったこともあるしね。

■アルバムを通してのコンセプトみたいなものは?
原島=仮題やけどね、タイトルを一応"Human Zoo"にしようかって。でそれをテーマにして。と言ってもね、1つのテーマをもとにしてアルバムの曲を全てそれに基づいて作って、いうふうなことはせんやろうけどね、組曲みたいにはね。"Human Zoo"、「人間動物園」ってことだけど、そのテーマにいろんな曲でもって肉付けしていくって感じになるやろうね。

■都市・街をテーマにするってこと?
原島=そうね。俺自身詞を書く人間として、変な言い方やけど街にしか住んだことないもんね。全くの田舎の生活なんて知らんもん。そういうところでね、俺が見れる部分歌える部分ていうのはそれを通して生まれてくる要素やからやろ?

樋口博 (g)■レコード発売しても活動の本拠地は福岡ということだそうですが。
原島=うん、オフィスをこっちに置くちゅう方向で、今んところ準備やけどね。だからハッキリこういう形になるとは言えんのやけど。体外的なことも含めて今はプランニング中ってとこ。

■ゆくゆくは東京にってことでもないわけ?
原島=一番いいのは本拠地福岡で、東京には代理店を、ちゅうやり方ができればそれがベストと思う。

■それは今までずっと福岡がベースで活動して来た場所だから?
原島=それだけじゃないよ。例えば早い話経済的なことだってそうよ。東京じゃ20万かかるところ、ここじゃ10万でOKやもん。......あのさ、80年代はローカルの時代て俺は思うわけ。インディーズもこれだけ出て来て、良い成果を上げれるような状況って、今日本の中ですごく大きいと思うわけ。

■でも結局インディーズってのは限界があるでしょう?
原島=その「限界」ってのはどこにあるわけ?確かに一番の最大公約数で聴いてもらえるのはメジャーな会社から出すレコードだよね。ディストリビューション(平たく言えば販売流通システム)も確立されていて、それにそれだけの力も持ってるしね。つまり金よね。だけどそんなに大きいから、逆に動きが取れんという部分も多いよね。そのためにミュージシャン、アーティストがしぼんでいくケースってのも多い。だからこそインディーズがすごく重要なものになって来とるやろ?










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<原本発行 1985年2月20日/復刻初版 2001年3月8日/改訂三版 2004年3月31日>
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