the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #5
− テラモッちゃんのゴックン・ロック通信 第5回 (2) −
福岡ロックにおける伝統技術の向上と
その潜在機能の開発
by 寺本祐司
From HAKATA with Love & Peace since 1981







サンハウス解散後に鮎川誠が作ったのはシーナ&ザ・ロケット。このバンドが福岡のロックシーンに与えた影響も大である。まず鮎川の個性が福岡にロック少年を刺激した。当時、ディスコに行けば必ずサングラスに黒いスーツの鮎川スタイルの男がいた。フロム80の角などは鮎川誠を半無意識的に意識していたのではないだろうか。
次にシーナがロック少女を刺激した。コケットリィのある女の子をボーカルに入れた紅一点バンドがいくつか出てきたのはシーナの影響であろう。
ウィンドブレーカーズ、ルースターズ、モッズが福岡ロックに与えた影響は今さら言うまでもないので省略。
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この脈々と続くロックの伝統を、今の福岡のバンドはどのように受け継いでゆくのだろうか。
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現在の福岡ロックの先頭集団を見てみるとどのバンドも独自の個性を全面に出している。
モダンドールズ、キッズ、アクシデンツ、山部善次郎……..。
つまり、コピーバンド、個性の無いバンドは淘汰されるといえよう。
逆にライブシーンで生き延びるために若手バンドは少しでも早く自分達のスタイルをつかむことが大切であろう。
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福岡の伝統を受け継ぎしかも全く新しい独自のスタイルを持ったバンドの一つとしてスペクターズがあげられる。
ドラムの池畑は初期、中期のルースターズで見せた、力強いドラミングでビートを刻む。容貌といいテクニックといい、最近の池畑は全く神がかっている。バスドラムに書かれた
"DYNAMITE"
のロゴはまさに彼のドラミングそのものである。
しかし曲作りは全く新奇なもので、ステージにはオーロラがかかり、静かな、しっとりとしたクリスタルな曲が淡々と演奏されてゆく。力強いドラミングと曲のヤングアダルトな雰囲気が不思議な相乗効果を示す。
ライブでは一つ一つの曲がそれぞれの光を放ち、ライブが終わる頃にはあるイメージを結ぶ。そのイメージこそスペクターズが訴えようとしているものであろう。
一つのライブパフォーマンスは一つの完成されたものである。と語る彼らは今最も新しいロックを演じるバンドの一つであるといえる。
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岡田有希子嬢を見たのはNHKのヤングミュージックフェスティバルが最初だったけど、出会いというのは恐ろしい。
たまたま出演したABCの人気番組"プロポーズ大作戦"で2度目の出会いをはたす。
さらに番組中"フィーリングカップル5対5"でみごとに僕は岡田有希子嬢とカップルになったのだ。
カップルになるということは岡田嬢も僕を指名してくれたということ。
パチパチパチ……
 やったネ!!



(文中イラスト/寺本祐司)

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<原本発行 1985年2月20日/復刻初版 1999年2月12日/改訂二版 2001年1月24日>
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