the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #5
PERSON TO PERSONS
■ THE ROOSTERZ ■
From HAKATA with Love & Peace since 1981
●その頃の精神に戻るっていう?
花田=残しておくっていうのかな。ライブハウスに関しては昨日のステージみたいなね、ああいう感じでシンプルなろっくん・ろーるで当分やっていきたいっていうのがあってね。
安藤=新しいレコード出したからサ、その後のライブはそのレコード中心にやんなきゃ、いうのがあるやん?そういうの気にせずにね。レコードはレコード、ライブはライブ。

●他の雑誌じゃ「"φ"ってのには大した意味はない」ということですが……。
安藤=…もうここらへんで本当のことを(と、隣に座っている大江をつつく)、ねえ、(笑)。
大江=(笑いながらも沈黙)
花田=あははは。

●やっぱり何か深い意味が?
安藤=この前出した"DIS"っていうのもなんだか意味がありすぎて、受け取め側に混乱があったみたいだけど……今回のもね、相当。……「空集合」ってのは文字通り何にも属さないとか、何も属さないとかそういう意味があって、ほら、すぐ何でも定義付けしないと気が済まない風潮ってあるやん?これはこうだからこうなんだ、とか。別にそんなこと関係なくてどの曲だって俺達が好きで作りようんやからね、受け手の側に「こう受け取ってくれ」とか出来ないし、それなら漠然とした気持ちで聴いてもらった方がいいしね。今度のタイトルにしてもそんな感じで……かっこいいやん、"φ"って形。

●なんかタテマエっぽいなぁ(笑)。ところでジャケットの、これは写真?何なんですか、これは?
花田=それね、絵具。絵具を顕微鏡かなんかで拡大したのを撮った。
へぇ、アルバムの内容をよく表わしてるなぁと思って。ルー・リードの「宿命の女」を今回取り上げたのは?
花田=好きで以前ROOSTERZ at 福岡 (jan1985)からずっとライブでやってたんだよね。
安藤=で今回のレコーディングに入ってからそれまでやってたバージョンで1度録ってみた、すごい時間かけて。そしたら「もう一回違うバージョンで一度録ってみよう」って花田が言って来て、結局レコードには後で録ったやつが入ってる。

●そのバージョンも時間かけて?
花田=いや、そっちはよりシンプルでね、一発録り。もうひとつの方もいいよ、今は眠っとるけど。
全然感じ違うんですか?
花田=違う。朝と夜みたいな……。レコードに入ってるのは「朝」の方。「夜」の方もいいんだけど、他の曲との兼ね合いなんか考えると「朝」の方がいいんじゃない?ってことで。
安藤=あれ(「夜」)入れるとB面暗くなるよ(笑)。
花田=そうね、こっちを頭に持って来て結構良くなった。「宿命の女」から「ストリート・イン・ザ・ダークネスへの続き方がいいよ僕は好きなんです(笑)。
安藤=俺も。いやここ一年くらいで聴いたレコードの中で一番気に入っとるよ、ほんと。音がすごくクリアに出来たしね、細かいとこまで。

●キーボードらしい御意見ですね(笑)。ところで以前にもいくつかルースターズに詞を提供していて、今回も"Come On"の詩を大江さんと共作している M.Alexander という人はだれなんですか?
安藤=あぁ、あれは……何人だ?ルーマニア人と日本人のハーフだったと思うけど……清水マリアっていう人。あれはペン・ネームだけど。知り合い。ビデオ・ソフトの会社の社長さん。








本掲載記事内容及び掲載写真の著作権は別記が無い限り全てビートマックスに帰属しています。
無許可ダウンロード等による本文や写真の複写転載及び二次利用等は固くお断り致します。
<原本発行 1985年2月20日/復刻初版 1998年9月1日/改訂三版 2004年3月7日>
http://www.beatmaks.com/magazine


the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #5



copyright (C)1985 & 2004 Hakata BEATMAKS Studio