the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #6
Review! Gigs #6 - March 9,1985 -
高校ロック大会 at JAJA
From HAKATA with Love & Peace since 1981









ステアウェイ 最近の高校生はうまいだのなんだの言われるし、何か新しい発見があるかもなどと、大仰な理由をつけて行った「高校ロック大会」(このネーミングがいいよねェ)。
 北九州市のイン・アンド・アウトあたりでは以前から「夏休み高校ロック・パニック」と銘打って日頃は練習スタジオでシコシコやってるだけの高校生バンドに陽の目を見せている。「行ってみたいな」なんて思ってたら福岡でも始まったのでさっそく。
プレリュード 学校帰りとおぼしき制服姿の女のコから、ハデにメイクをキメたニイチャンまで、会場は高校生でいっぱい。普通は「高見沢さーん」とか「フミヤーッ」なんて言ってそうなコまでクラスの○○君の晴れの舞台だってんで、声援を送りに来てるんだな。
 ちょうどこの日はヘビーメタル大会で、出演 4 バンド全てがトンガVIPリ・ギターの大特集。やっぱり人気プロバンドのコピーが多いワケでアースシェイカーやバン・ヘイレンが大モテ。これがタダのレコード・コピーとは違って、ライブのステージングまでまるきりコピーしていて、客とのかけあいもまんまそのまま。客の方も心得たもので、特に男のコなんかはそういうライブによく足を運んでるんでしょう、叫ぶべきところで叫ぶワケよ。つまりバンドと客とが一丸となってプロのコンサートをコピーしているよルージュうに見えたんですよ。ましてや伝統と様式美追求のヘビメタ、でしょ?
 でもただただ一生懸命にやってるのね、これが。滅多にステージなんか立てないだろうしなあ。あ、浪花節の心境だ、これは。
 まあオリジナリティうんぬんテクニックがうんぬんなんて言い出したらオシマイなんだけど、それでも「たまにすごい人材いるよ。すごいのが」(マスター談)ということなので今後に期待。
 ちなみに最近の高校生の傾向は?というと「パンクが多いねェ。次にメタル。普通の、っていうのも変だけど、ロックン・ロールは少なくなった」ということです。



(木之内次利)
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<原本発行 1985年4月20日/復刻初版 2001年3月6日>
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