the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #6
THE MODERN DOLLZ
Changing into Eccentric Dandies #2
●構成:田原一晃  
From HAKATA with Love & Peace since 1981
以前ラジオ番組で「最近はいい曲書けるようになった」って言ってたのは、やっぱりその新鮮味、ということと関係ありますか?
■佐谷■うん、この前の都久志観たうえでわかってもらえればうれしいっちゃけど、曲の感じ、曲調がずいぶん変わってきたやろ? 今、自分達の方向性というか、コンセプトみたいなのが定まってきてて、それをやりたいし、昔の古いモダンドールズのイメージをひきずらずにスタートできたってことはラッキーだったと思う。いい曲、っていうかね、自分がいままでやりたかったような曲をようやく自分の手に握りしめられた気がして…。

でもね、モダンの作品の中には一貫して佐谷光敏の独自な世界…それこそエキセントリックな世界があると思うわけ、詞に限らず曲にもね。でもそれをそのまま出されると食べる側は余りに辛口でね、それを中和させて食べやすい味にしてたのが平山さんだった…ということは、ぼくは誤解をしているのかな?
■佐谷■そいういうとらわれ方を今は…される時期かも知れんけど、実際のところ今俺はカッちゃん(平山)以上に小峰に影響受けようし、小峰っていうのは俺の個性に枝葉をつけて、それこそ中和して、なおかつ枝葉をつけてくれるちゅう、重要な相棒なわけ。それは松川だってそうだし、メンバー全員俺にとってはなくてはならん存在ちゅうか、ね?
小峰勇治 at 須崎公園 (OCT84)
そこら辺が聞きたいんだけど、今回のメンバー・チャンジと「いままでやりたかったようなことを握りしめられたような」気持の関係っていうか。
■佐谷■メンバー・チェンジ以前のモダン・ドールズってのはひとりひとりが別の方向を向いとったと思うわけ、みんなてんでバラバラに。何かをやろうとした時に、俺の進みたい方向、松川の進みたい方向、カッちゃん……全部違っとった。で結局誰の方向でもないやない? 妥協点ていうかさ。で今のメンバーになってからはもう0地点に帰ってね、どういう方向で俺達は進めばいいのか、どう進めば一番やりがいがあるのか、みんなで話し合って決めたわけ。核、底辺をね。それでよし、こっちだっていうのが決まった時、アクセル全開にした、ってことかな。それでみんなで試行錯誤しよっちゃけど、たまたまハンドル握っとうように見えるのが俺じゃないかなと思う。もし仮にそうだとしても、俺の回りには4人ほど重要なナビゲーターがおるわけやから。だからさっきの質問にもあったように、今のところは昔からモダンの一応顔っていう部分でやってきた俺の個性が強く出とう、そう言われる時期やないかなと思う。

今はたまたまそう言われても仕方がない時期じゃないか…と?
■佐谷■そこのところが重要なポイントで、今からもっともっと客にね、気付かれるようになると思う。

最近の新曲ではやっぱり「ヌーベルヴァーグにつまずいて」がいい仕上がりだと思いますね。
■佐谷■そう? あれは詞の内容にしても曲、サウンドにしても今までなかったタイプの曲やね。

とにかくモダンは変わったということになると思うけど、最近の客の反応はどうですか? メンバーから見て。
■松川■2月の2〜3日の2日連続ビブレの、特に初日なんか、やっぱり客は戸惑ってるようやったけど。
■小峰■でも今回の都久志会館ではそういうのほとんどなくなったようで。かえって新しい曲いいねみたいな意見も多かったし。確かにそのビブレじゃ「えっ!?」みたいな感じでジックリ聴きよる客が多かったみたいうやけど。








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<原本発行 1985年4月20日/復刻初版 1998年10月18日/改訂二版 2000年12月29日>
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