the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #7
Review! Gigs #7 - May 4,1985 -
ローリング・ソバット at 徒樂夢
From HAKATA with Love & Peace since 1981









ローリング・ソバット(from 久留米) 毎年恒例のロッキン・パーティ・イン・徒楽夢。今年は連休が多かったのでそれだけライブも多く、計 7 日間 20 バンドが競演。
 去年から今年にあけて徒楽夢では店内の改装が行われたが、以前と比べ随分と広くなっている。ステージ・客席・カウンターがぐるっと 180 度移動して、そのままなのは入り口の位置ぐらいのもんだ。照明も格段に良くなり、ステージ後方では全て鏡張りになっているから余計に広く明るく感じる。写真も撮りやすくなったけど、鏡にストロボが反射しないようにしなきゃあな。
 さてこの日は久留米で圧倒的な人気を得ているというローリング・ソバットが登場。もと天神ハルペニオンだということがマニッシュ・ボーイズ折あるごとに語られるし、特に 3〜4 年前観たショッキング・レボリューションのスピード感あふれるライブには今だ強い印象があり、そんなことを思い出していたら、何と以外にも泥臭い。ズシズシズシトミドルテンポの曲に「ベイビィ」とかいうコーラスが合いの手よろしく入ってきて調子がいいし、演奏もしっかりしている。
 他のメンバーと同じようにブカブカのスーツを着たKENZO(vo.)は言葉のフレーズをひとつひとつ絞り出して、客に手渡す。
 同じ「ロックン・ロール」でも博多のバンドが例外なく、またたとえ潜在的にでも持ち合わせる「スピード・気合・ノリ」とは確実に何か違う。彼らだけを引き合いに出してこう言ってしまうのもナンだけど、どこかしらのんびりしているようで、それでいて一種の淋しさを感じてしまう不思議なノリ。心地良かった。
 共演のソルジャーとマニッシュ・ボーイズは最近ライブがめっきり増えた。当日のことも合わせて他の欄で紹介。だけどマニッシュの連中、彼らのライブを観るたびになんて素直なバンドだろうと、いつも思う。





(木之内次利)
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<原本発行 1985年6月20日/復刻初版 2001年3月2日>
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