the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #7
ZELDA - LIVE IN KID -
「いま3枚目のアルバムのために、毎日リハーサル中です」
チホが言うと、客席の歓声はひときわ大きくなった。
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九州芸術工科大学 福岡の中心地天神から5.6km、郊外住宅地帯となっている南区塩原に九州芸術工科大学がある。商工業デザイン専門の、いわばアート・カレッジ。正門を入って目の前にある大学「多次元ホール」は八角形を少し押しつぶしたような形のハールで、いつもは講演会、それに光と音のショー的なイベントなどに使われているそうだ。
 6月2日はこの大学の第17回学園祭最終日。フィナーレのファイヤー・ストーム(学生はそれを火祭りと呼ぶ)前の、学園祭最大の目玉イベントとして、ゼルダのコンサートが行われた。
昨年の大博多ホールからちょうど半年ぶりに福岡にやって来たゼルダ。チケット売切れのプレイガイドが相次ぎ、当然当日券も会場を待たずして完売。ホール前の、芝生でできたちょっとした「丘」は二重三重の客列で囲まれてしまった。

チホがピアノ、フキがベース、サヨコはクラリネットという変則的なパートで、"Z-JA-Z"のイントロが始まると、とたんに沸き上がる客席。PAはさして大規模なものではないが、それに比べて照明機材の豪華なこと!アルバム"Zelda"と"Carnaval"からほぼ全曲演奏という、ファンにはこのうえなくウレシイ選曲。後半サヨコは三つ編をほどいて熱唱、学園だからかハッピ姿で踊り狂う者もいる。今回のインタビューでは気になる3枚目、CBSsoni−移籍第一弾アルバムのことを中心に聞いてみた。

ZELDA at KID (JUN85)◆アンコールの2曲は誰のアイディア?
チホ="White Light"はゼルダを結成してすぐやってた。わたしが生まれて始めてコピーした曲。
サヨコ=一番最初のステージでやった曲なんです。それをひっぱり出してきた。
チホ="Born To Be Wild"はネ、昔から"Easy Rider"なんか観て好きだった曲。ロフト7日間の時も演った。

◆去年の大博多ホールでもホントは演る予定だったんでしょ?
チホ=そう、結局できなかったけど。その時のノリに合わせて、ああいう結構激しいのもたまに演るんです

◆じゃ今日のは「博多向け」のアンコールだったわけだ(笑い)。えっゼルダがこんな曲を?なんてビックリしたぶん大ノリだった。
サヨコ=でも去年の大博多ホールなんて最初お客さんすごく静かだったでしょ?だから歌いながら「どうしてこう静かなんだろ!?」なんて思って(笑い)。
チホ=でもあの時は2部構成で、特に最初は静かな曲ばっかりだったしね。
サヨコ=ああ、それもあるね。今日はお客さん始めっからノッてくれたから。ノッていただくとこっちまで」熱気が伝わってきて、すごく気持ちいいんです。
フキ=でも今日のステージ、すごく高かったじゃない?ギター弾きながら、「お客さん、首が痛いんじゃないかな」(笑)なんて思ってました。
チホ=みんなの顔がよく見えたね(笑)。

◆きのうの長崎はどうだった?
全員=きのうはもう……。
チホ=やっぱり大学の講堂で演ったんですけど、もう大騒ぎになっちゃった。2曲目から総立ちになって、割と低いステージだったから後の人は見えなかったんじゃないかな?
アコ=「今ホントに始まったばかり?」と思うぐらいの盛り上がりを見せてたもんね。
チホ=わーわーわーわーすごいから、カウントが聞こえない(全員爆笑)。
サヨコ=一緒に歌ったり。
フキ=でも博多のお客さんのほうがスマートなノリ方っていうか……。
チホ=最初来た時は大騒ぎ風だったけど。










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<原本発行 1985年6月20日/復刻初版 1998年9月10日/改訂三版 2004年3月31日>
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