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森山達也 interview |
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●で、どうでした? 今までずっとロンドンやったやない、最初のレコーディングにしても。今回初めてなんよね。メンバーと一緒じゃなくてひとりで行くのは。でニュー・ヨークって行ってみたかったしね。ただ行ってみたかっただけ。どんな街やろかってね。 ●で、どうでした? 忙しいだけで(笑)。いや、10日間ちゅう短い期間やったし。でもコニー・アイランドちゅうとこへ3日間おったんやけど、よかった。自分のイメージしてたアメリカがあった。地下鉄がちょうど高架になってるとこで頭の上通ってて、悪そうな奴らばっかりいて「ウォリアーズ」って映画の乱闘シーンになったとこでねやたらハデなホットドッグの屋台がズラーッと並んでて、太ったおばちゃんがマイクでいらっしゃい!とか言ってるわけ。そこのジャパニーズの坊や!とか(笑)。で俺ピンクのス0ツやら着とったもんやけん、「お前はムービー・スターか?ロック・スターか?」て言うてきてさ。これが日本やったらジロッと見るだけやけど。「有名か?」ちゅうもんやけん、「え〜、案外」(笑)。ロンドンではさ、"Fuckin'Chinese!"とか言われるわけよ。でも特にニュー・ヨークなんてそれこそ人種のるつぼじゃない?日本人が何しようが関係ないわけ。そのへんは面白いよね。モノが生まれて来そうな気配もたくさん感じたね。 ●9月頃にはまたツアーとか? モッズはキッチリとやっていきます(笑)。自分の中では定食なわけ。でもたまにはマクドナルドも食べたいな、シェーキーズもいいな......あるでしょう。そういうノリなわけ。その意味じゃソロは好き勝手にやるていうか。受けようが受けまいが......ちゅうたら語弊あるけどね。自分が納得するまで思いきりハデに遊んでさ。でもモッズの方は評価されてほしいね。モッズって地道にコツコツやってきたしさ、コツコツLP作って、ライブの数こなして。もっと近道もあったっちゃけどね。 ●近道とは? 例えば「激しい雨」と「バラッドをお前に」が一時期ちょっと、売れたやない?それでその時TVとかさ、メジャーな業界からの取材も結構来たわけよね。でも俺達すぐツアーに出たわけ、わざと。 ●100−Pツアーですね? 近道だったよね、あの時もっともっとTVに出て「激しい雨」やらをオン・エアしとけばさ、もっといろんな連中が俺達の名前知ってくれて、レコードを買ってくれる情況になってたと思う。でも取材もTVもやめて、田舎の町を選んで100−Pに出たわけ。なぜって俺達はライブ・バンドだから。遠回りをしても俺達が納得できる道を選ぼう、そのために俺達は東京に出てきたんだからちゅうて。 ●その結果得たものはなんでしたか? やってよかったと思った。バンドの強さも。逆に弱さもわかったしね。時代の冷たさも速さもわかったし。それで結局残ったものはなんだって考えたら、バンドしかないわけよ。皆んながソッポ向こうが、時代が次に誰を選ぼうが、俺達はモッズをキープしていくしかない。サバイバルよね。生き残ってやろうっていう意識が皆んな強くなった。だからこそより一層チーム・ワークがいいわけ。お互い長所も欠点も見えた上でね。 ●この先も100−Pみたいな発想の作業は続きそうですね? この次のツアーは30本か50本かわからんけど、いずれまた......。映画作って、ビデオの無料試写会400ヶ所でやるちゅうんもその発想なわけ。俺達にとっては100−Pと同じ意味があるわけ。だって金儲け考えるなら、劇場公開だけの方が絶対得やない?でもそうやってキッチリやっていかんと俺達も納得できんし、ロック・ビジネスが広がっていかん。誰かがやらんと。ロック・バンド皆んな四苦八苦なわけ。皆んなTVに出る出らんとか言うとるけど、ほんとのこと言えばTV局が出してくれんわけよ。モッズ出すよりはさ、例えば田原俊彦出す方が視聴率稼げるやない?むこうはサラリーマンやけ、そっちを選ぶよね。だから視聴率悪い深夜の番組にロック・バンド平気で出ようやない?......俺達は、もちろんそれもやるけど、キッチリ大メジャーと勝負していきたいね。そのためには日本じゅうに俺達のスタイルちゅうんを浸透させとかんとさ。俺達はこんなバンドで、ライブはこうなんだってちゃんと伝えとくことが必要だと思う。そのスタンスは永遠に続けていくよ。 |
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