the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #16
PRESENCE
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●プレゼンスの活動の仕方はアメリカのバンドに似ていますね。みんな無名の時はツアーで全国回っているでしょう。
 西川=そうですね。
 恩田=確かにステージをドンドンこなしてステージから得られる物は大きいと思いますが、ツアーばっかりやっていてもバンド内の新たな蓄積が無いでしょう。だからツアーをバカスカやる事がそんなに良い事だとは思わないです。もちろんツアーはしっかりやるけど内側の蓄積もちゃんとしないといけない。これからツアーで回ろうと考えているバンドがいたら、ツアーをやるのは凄く大切な事だし、絶対プラスになる事だし、本当に一回一回のステージでも、毎日毎日新しい事に気付くと思うんですよ。修行の場みたいな物ですね。ただ修行の場も必要だけど、自分達の内側でもっとやらないといけない事もあるわけで、勉強して、修行して、勉強して、修行してという感じでうまい事やっていたら良いと思う。

●仮にプレゼンスがメジャーと契約してレコードを出すという事になったら次に何をしたいですか?
 恩田=やっぱり僕達のバンドはホールで見てもらった方が僕達のバンドのスケール感をよく分かってもらえると思うし、僕らもやりたいからできたらホール展開したいですね。まあいきなりは無理だと思うからライブ・ハウスを細かく細かく回ってみんなに会いに行くと思います。
 岡本=レコードではレコードでしかやれない事をやりたいし、ライブではライブの生の良さを生かしたいですね。

●日本のロックファンはジャンル分けにきびしくて、自分の好きなバンドしか聴かないと思うんですが、それについてどう思います?
 西川=ああいうのって本当に自分が好きなモノが分かっているのかな?と思うんですよね。僕とかパンク見に行ってもココが凄い、ココが良えなぁ、というのもあるし、歌謡曲を見ても、あ、ここが歌謡曲の歌手の良え所やなあと自分で気に入ったりするんですよ。いろんなジャンルにはいろんな良い所があると思う。ただもうこれだけはアカン!というのはあるかもしれんけど・・・。
 恩田=なんかこう広くした方がもっと人生が楽しくなると思いますよ。パンクが好きな人はパンクも良いけど、他の音楽の良さを知る新しい喜びがあると思います。

●最近インディーでレコードを出すという事がバンド活動をする上で一般的になってきているけど、プレゼンスはどうしてレコードを出さないのですか。
 西川=レコードは出したいけど、インディーからは出したくないんですよ。

●どうしてですか。
 恩田=出すからには良い音で出したいし、その為には絶対メジャーから出す必要があるんです。僕らが精魂込めて作った可愛い曲ですから絶対良いレコードにしたいんですよ。
●しかし、デビューという事を考えると、大阪を中心に活動するよりは東京に本拠を移した方が良いんじゃないですか?
 恩田=僕らわがままなんですよ。確かにレコードは良い音で出したいけど、デビューする為に東京に行くというのは違うと思うんです。デビューしてレコード作る事が全てじゃないと思うんです。












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<原本発行 1986年12月20日/復刻初版 2004年4月10日>
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