|
44 MAGNUM 2年間の沈黙。メタルシーンとの決別。 しかしそれは当然すぎる程当然の事だった。 |
|
●最近はポールとかジミーとかのいかにもそれ風の名前は使わないんですか? 梅原=結構本名が気に入ってきたみたい。 広瀬=ポールとかジミーとかジョーとかバンとかいうのは正式じゃないし、昔から本名でやってたんだけど前のレコード会社のディレクターがニックネームで良いじゃない、というノリでレコードジャケットに載せてしまったんです。それからそういう感じになってしまったけど自分達ではどっちでも良いんですよ。
広瀬=86年3月にツアーが終わった後レコーディングに入ったんですが、梅原が病気して入院してしまったんです。その間事務所が何をやっていたかというと丁度レコード会社の契約が切れるんで、変えようという方針で動いていた訳です。 梅原=最初はレコーディングの予定が延びるよ、と聞かされたんだけど次ミーティングしたときには会社変わるよという話になって……。 広瀬=結局ビクターに決まったんだけどその前に某レコード会社の話もあって細かい事は言えないけどいろいろあったんですよ。 梅原=せっせと曲は書いてましたけど。 ●それにしてもレコードを聞くと以前のマグナムを知ってる人は同じバンドに思えないんじゃない?洗練されたというか歌謡曲に近い部分もあるでしょう? 広瀬=でも三枚目のActorの頃からメンバーの中では変化を望む声はあったんですよ。今ほど明確な形では打ち出せなかったけどヘヴィメタル以外の方法でやりたいと思っていたんです。例えば楽曲の中にオーケストラを入れたり、サックスを入れたり、ギターもああいう固定した様式美じゃなくてもっともっと幅を広げてやりたいな、と思っていたんです。 梅原=ボーカルにしてもシャウトするばっかりじゃ面白くない。だから今の線に近いのは4 Figuresというメンバーが一曲ずつソロでやった12インチミニアルバム(85年12月発表)じゃないかなあ。 ●その中で誰のアプローチが一番現在に近かったんですか? 広瀬=多分僕だと思います。 <次頁へ続く> |
|
||
|
|||