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SYSTEM in SYSTEM - ARB interview MAY 5,1988 - |
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●是非福岡でもやって下さいよ。 石橋=久が入ってから一回話はあったんですが会場の都合で流れてしまったんです。神戸ではこの前初めて体育館で出来たんですよ。やっぱりボクシング関係の人が来てくれたりして。 ●サポートバンドの代りに試合を組んだりして。 石橋=昔それも実際にやった事があるんですよ。客入れの時は4回戦ボーイが試合しているんです ●現在NHKでオンエアされてる大河ドラマに織田信長の役で抜擢されたのもそういうアグレッシブな部分が買われたとか?石橋=実際話を聞いてみたらプロデューサーの息子さんがARBのファンだったり雑誌のインタビューで結構生意気な事を言っていたのも引っかかってくれたみたいです。 ●失礼ですがテレビを見ていてまるで野にある花を取ってきてそのまま花器にいけたような感じがしました。普通花を飾る時は花屋で買ってきた花を切って使うでしょう。凌さんの場合は野生のままという感じ。 浅田=でもそういう文化の原点はそういうものだったみたいですよ。それが洗練されていって今みたいな形になっただけ。 石橋=まあいろんな役者さんが居ますけれど置きかえたらミュージシャンと同じですよ。事務所サイドやレコード会社の思惑で凄くウケている役者さんも居る訳で、どこでもそういうシステムがあるんです。水商売だったらそれで良いと思うんですよね。その時期、時代を察知して儲ける時にガッと儲ける。でも俺は物を作るという所に位置していたいし、ストーンズもビートルズもロックビジネスになっていたけどやっぱり物作っていたでしょう。ビートルズにはブライアン・エプスタインがいたし、ピストルズにはマルコム・マクラレンがいたけど結局物作っていたと思うんですよ。 ●そうですね。 石橋=だから商売するのは全然構わないんだけど物作ろうよ、という事です。 白浜=最近ある若いバンドとイベントで楽屋が一緒になったんだけど、ステージ終わった後でマネージャーがメンバーに「あそこで君はドラムの所に行ってこういうポーズをとりなさい」と細かく注意してるの。女のマネージャーが。それを男の子達がハイハイと聞いている訳。雑誌で見るのとエラい違いでさ、裏と表がはっきり見えたというか、そういう事が平然と行われているんだという事を目の当りにしてビックリした。ああいう商売のやり方というかだまし方は○○○のディレクターが幼児をだましてHな写真を写していたのと大差ないんじゃないかと思ったよ。 ●70年代は両者抵抗していたのが今は商売人のパワーがアーティストのパワーに勝ってしまったんじゃないですか? 白浜=そうだね。どっちも悪いんだろうけど俺達みたいにそういう事まったく関係無くやれてるバンドもいるんだからみんな頑張って欲しいよね。 ●子供はそれでも良いんですがある程度大人になったら誰も聞かなくなるんじゃないですかね? 石橋=そりゃどうしても美空ひばり東京ドーム5万人に行ってしまいますよね。僕もあの人好きなんですがでもどこか楽に聴けるというか考えなくても良い部分があるでしょう。だから当事者なりにプライド持っているかどうかだけの問題だと思うんです。楽しんで貰うのは良いんですが帰るときにどこか引っかかる物がある様にと考えて出してるから。今洋楽もかなりBGM化されているけど僕等がショック受けたのはそういうんじゃなかったからね。生き方まで変える様な力持っていたから。だからさっきの話に戻るけどストーンズ、ビートルズ、ウッドストックを知っている30代40代の人間とその家庭に生まれた子供は絶対違うと思うんですよ。 白浜=さっき言ったバンドみたいに作られたバンドの多くは雑誌の上では新しいメッセージを持った社会的バンドみたいに扱われている訳。最近流行しているんだろうけどもノンポリは流行らない、社会とどう関わっていくかが問題だ、、なんてお膳立てが出来上がってるみたいだね。どんなもんかなあ?と思って横で聴いてたら一番ではそれ風の事をチラッと歌っているんだけれど、サビになったら「今夜は帰さない」になってるの。 キース=でもそういうのって冬越したら大抵居なくなるからさ。ブームにのっていったら2年持たないよ。 ●最後に織田信長についてどう思いますか? 石橋=いろんな本を読んだんですが、読めば読む程興味が惹かれるというか、今までの概念を壊して新しい物を作った人ですね。殺戮を繰り返したという点ではヒトラーと比較されますが新しい事を作るというエネルギーには凄く興味が沸きます。 取材/構成 徳留 豊
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