the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #24
ROUGE
From HAKATA with Love & Peace since 1981
●それではこれからローグの音作りはどういう風になるんですか?
奥野=多分より一層原点に戻ってビートルズ時代に近くなると思う。音楽の幅を広くしていきたいという意味で。

●バンドサウンドという事ですか?
奥野=うん。そういう意味でビートルズは一つの目標になるね。だからうちの場合は作詞は主に僕と香川の二人ですけど作曲は全員やりますよ。

●でも作る人が違ったら全体の印象がバラバラになりませんか?
奥野=長年一緒にやってるから似てくるのかな、たいがいどれをやってもバンドのカラーになっちゃうね。大体合わないと思ったらもってこないし。

ROUGE at 福岡都久志会館 (APR.1988)●昨日のライブを見て歌の対象がロックファンとかを越えてもっと幅が広いような気がしたんですが。
奥野=うん。僕達の歌は一般大衆にウケる音楽だと思っているから当然レコードも売れていいんじゃないかと思っているし、ベストテンにも入りたいと思っているよ。
香川=もし僕等がテレビに出た事で、あんなテレビに出るなんてロックバンドじゃないよ、と捨てられるんだったら捨てて欲しい。
奥野=ただレギュラー番組持ってアイドルと一緒に出るのはまずいな。
西山=やっぱり出演する事が事件にならないと面白くないじゃない。

●今凄いバンドブームでアマチュアでもロックバンドやっている子が多いんだけれど、何がそこまで若い子の興味を引き付けていると思いますか?
香川=例えばイギリスだったら所謂いわゆるロックンロールドリームってあるでしょう。ワーキングクラスの人間は音楽かスポーツで成功しない限り金も入らないし階級をジャンプ出来ないという奴。

●それが日本だったらドリームの中身は何になると思う。
奥野=なんだろうね?もうからないしね。
香川=名誉が欲しいんじゃないかな。有名になりたいんだよ。

●ローグの場合はなんですか?
西山=有名になりたい。

●必ずしも銭ではない?
香川=ま、欲しい事は欲しいけれど。
奥野=やっぱりさ、バンドやってる人間なんてファンの子からちやほやされたいと思う所から入っていくじゃない。
西山=まず女にモテたい、という発想だから。

●それではこうやってメジャーデビューしてモテるようになりましたか?
西山=いや、かわらない。(笑)
奥野=ファンはファンだな。
香川=有名になればなる程ファンとの直接的な接触はドンドン減っていくんだよね。
奥野=ライブハウスでやってた頃の方がプレゼントは多かった。

●ひょっとしてアマチュア時代のほうが楽しかった?
奥野=飲みに行く時でも今はメンバーだけとか会社の人と一緒という感じだけど、昔はファンの子と一緒に行ってたもんね。
西山=今それやっちゃうと大変だろうな。(笑)

●取り敢えず去年の6月の1アルバムに続き今年4月には2アルバムの「セレナーデ」をリリースして今の所順調、という感じがするんですが自分としてはどうですか?
奥野=マイペースです。うちらは急いでないですから。30になる前に火がつけば良い。それじゃ遅すぎるかな?

●今後の予定は?
西山=発売時期は未定ですがこれからまたレコーディングに入る予定です。
奥野=夏はいろんなイベントに出ると思うのでもし見かけたらヨロシク。



Photo & Interview by 徳留 豊








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<原本発行 1988年6月20日/復刻初版 1999年5月31日/改訂三版 2004年4月21日>
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