the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #25
SHOW-YA
- 寺田恵子インタビュー -
From HAKATA with Love & Peace since 1981
●本格的にロックをやろうと思ったのは何才ぐらいですか?
 私の場合は凄く遅くて18才位です。ただ歌う事は昔から好きで幼稚園の頃からこの世界に入りたいと思ってました。高校生の時はアイドルのオーディションを受けた事があるんですよ。

●もともとはアイドル志望だったんですか?
 アイドルと言ってもアンチ・ブリッコでしたけど。自分が世の中に出て目立つ為には普通の人と同じ事をしても駄目だと思ってましたから。時期的には中森明菜がデビューする前で所謂ツッパリ路線に近かったと思う。頭はカーリーヘアーでロンタイ履いたりして。とにかく私はブリッコが嫌で本格派の歌手になりたかったから外見じゃない、という所を見せたかったんだけどブリッコには勝てなかった。(笑)


BAND OF GIRL

●しかしそういう本格派の歌手を目指すんだったら女の子バンドじゃなくて男バンドを バックにしても良いんじゃないですか?
 初めは男の子とバンド組んでいたんですが恋愛問題でイザコザが起こってバンドが崩壊しちゃったんです。男の子同士でケンカしちゃって。それからメンドウくさいなあと思って嫌になってしまった。好きで始めSHOW-YA at 福岡ビブレホール  (July11,1988)た事なのにどうして男女で一緒にうまく仕事する事が出来ないんだろう?と考えたんです。丁度その頃SHOW−YAの前身になるバンドから一緒にやらないかと誘われたんです。私は女バンドでなんか出来ないなんて思っていたし、初めて練習した時にこいつに何が出来るんだろう?なんて目で上からしたまで嘗めるようにジロジロ見られたもんだから嫌になった事もあったんだけど何回かやっているうちに女バンドの面白さに気づいたんです。

●どういう点が面白いんですか?
男の子と女の子では一生懸命さが違うんですよ。あたしが思うに同じ一生懸命でもやり方が違うみたい。やはり女バンドの歴史は浅いから他のバンドは知らないけれど、うちのバンドの場合はメンバーが音楽的に凄く真剣だったの。コンテストに出る時でも一週間に6日間はスタジオにカンズメになっていたから。日曜日でも朝から入って、放る休憩があるだけで4時までミッチリやっていました。それ位音楽に没頭していたから。

●男でバンドやる奴にはどこか必ず女にモテたい、という願望があるでしょう?女の子でバンドやっている人はどうなの?
 男にモテたいと考えているならバンドはやらないと思うな。逆にモテなくなるもん。バンドやった為にステディと別れた人が私を含めてメンバーの中に何人かいますよ。私は高校生の頃一度結婚の話があったんだけどそれを振り切って音楽に走ったから。やっぱり自分の中で音楽は諦められないし今はまだ結婚する時期じゃない、と思ったんです。それで音楽を選んだら何時の間にか相手がいなくなってしまった。

●可哀そうに。
 でもどっちもどっちだと思いますよ。音楽を選んだ部分もあるけどそれでもガマンして待っていてくれたら、なんてちょっとズルイかな。男の子でもいつかは結婚したいと思っているでしょうけど女バンドの一番の問題は結婚問題だと思うんですよ。結婚するとバンドを止めちゃう女の子って多いでしょう。結婚してもバンドを続けている人って殆どいないから。








本掲載記事内容及び掲載写真の著作権は別記が無い限り全てビートマックスに帰属しています。
無許可ダウンロード等による本文や写真の複写転載及び二次利用は固くお断りいたします。
<原本発行 1988年9月20日/復刻初版 1998年12月21日/改訂三版 2004年3月30日>
http://www.beatmaks.com/magazine/


the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #25



copyright (C)1988 & 2004 Hakata BEATMAKS Studio