the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #26
TEENAGE NEWS
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 都久志会館、キャパ約七百人。ティーンエイジ・ニュースがデビューしてからホールで見るのはこれが初めて。コンサートはCMに使われる予定があるという新曲、チープ・トリックから始まった。まずビートバンドでプレイするのは初めてという菅原英明(g)、元ロッカーズ、元モダンドールズというキャリアを持つ橋本潤(b)、同じく元モダンドールズ出身で最近は作曲やアレンジも手掛けている下鳥浩一(dr)の男衆が登場。3人での演奏が始まるなりミニスカート姿が可愛いボーカルの大田黒エミが飛び出してくる。もうステージ前はダンス、ダンス、ダンス。5曲目と6曲目のHIPS時代の名曲で好調に飛ばしておいて8曲目でズシンと落としてからエミちゃんは袖に引っ込んだ。
 ステージの上はインストでパイプライン、白鳥の湖キース・レビン風、ピータ^・ガンのメドレーが続く。縦縞のズート・スーツに小粋に帽子を引っ掛けてボーイッシュに変身したエミが登場してTonightとジャムのカバーで有名なHeatwaveを歌う。懐かしいな、と思っていたらトドメとばかりにウィンド・ブレイカーズ時代の代表曲のLove Letter。「ありったけの・・・・」から始まるイントロ聞いただけで10年前の博多シティを思い出してしまった。サンクス。
 後半の曲ではシングルのB面になったLong MemoriesとA面のティーンエイジ・ドリーム、そしてサビのコーラスの部分が妙に気持ち良いA-ONE-BOYが気に入った。アンコールはアマチュア時代にシングル盤でリリースした曲で「今夜も踊るのぜんまい仕掛けの様に」というフレーズが印象に残るRock'n Roll Monkey。もっと見たかったと言うかとにかくアッと言う間に終った感じのコンサートでした。楽屋に行くと流石は地元。当時のバンド仲間はもちろんの事、放送関係の人まで多志彩々。話の続きは打ち上げで、と言ってメンバーを無理矢理つかまえての取材になりました。

■今日のステージ見てこれからどういうバンドになろうとしているのか僕にはよく解らなかったんだけど、自分ではどうですか?
下鳥=具体的に説明するのは難しいね。妖怪人間ベム、ベラ、ベロじゃないけど今形になりつつある、という所かな。

■スタイルとしては凄くオーソドックスだよね。
橋本=女の子ボーカルのロックバンドという事でいろいろ比較されるかもしれないけれど良い意味で別物でいたいから。だから具体的にあのバンドみたいになりたいというバンドは無いですね。いろんな要素があって良いと思うし、全部自分達だと言えるだけのキャパシティは持っていると思うから。

■この4人で音出せばそれがティーンエイジ・ニュース?
下鳥=俺たち何がロックンロールだよ、という部分と何が歌謡曲だよ、という部分の狭間でやっているからさ、「何やりたいの?」と聞かれても困るね。昔のティーンエイジ・ニュースとは違うし、今のティーンエイジ・ニュースが、ティーンエイジ・ニュースだって事。

■ギターのメンバー・チェンジが大きかったんじゃないの?
下鳥=それもあるけどある部分自分で生まれ変わった所もあるよ。










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<原本発行 1988年12月20日/復刻初版 2002年5月21日>
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