the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #28
横道坊主
- interview -
From HAKATA with Love & Peace since 1981
●確かにビデオ・クリップの監督をやって貰うと、いくらその曲に忠実に作ろうとしても当然その人なりの曲に対する解釈が発生するかもね。
今井=そうだと思う。だから俺達はとにかくありのままで味わって欲しい。
中村=インスタント・ラーメンって野菜とか入れて食べる物じゃないですよ。あれはそのまま具無しで食べるもんです。(笑)

横道坊主 at VIVRE(APR5.1989)●ところで6月に発売されるアルバムのタイトルにはどういう意味があるんですか?
今井=文字通り汚い市場。汚れた手という意味もある。

●どうしてそういうタイトルにしたの?
今井=今回入っている曲がある程度そういう事を歌っているんですよ。アンダー・グラウンドのバンドがメジャーの世界を見た時に何か「汚い」というイメージがあるでしょう。あれの延長線上にあるかもしれない。

●メジャーに対する批判ですか?
今井=多少。(笑)あれ?これは違う、という事が何度もあったからね。でもそういう事も自分達の中でなんとか消化してしまったから、なんとか曲げられずにすんだんですよ。

●売れ線の世界への誘惑はないですか?
中村=ないです。芸能人にはなれないという事はみんな解っているから。(笑)

●でも結構芸能界に近い所にいるよね?
今井=事務所も事務所だし。

●最近ロックと歌謡曲の境界がドンドン曖昧になっているような気がするんですが、それについてはどう思いますか?
中村=それを売りたいんだろうし、それを求めている人がいるんだろうし、回りからどうこう言ってもしょうがないですからね。
今井=現実に売れているしね
中村=俺達も売れたいし、金も欲しいけれど、売れたいが為に自分達が本質的にやりたい事を曲げたくはない。

●今のシーンには不満ですか?
中村=作られた物を買わされている事にみんな気づいてないんじゃないかな。
今井=楽しければそれで良いという人間がいるからね。それをちょっとでも変えていきたいと思う。

●それは大変だ。
中村=俺達もそういう風潮を少しずつでも変えていくパワーの一部分になれたら良いなあと思います。

●最後にこれまで応援してくれた人やこれから応援してくれる人に何か一言。
今井=取り敢えず自分達のやりたい様にやれてきました。みんなにはとにかく俺達の音をストレートに受け止めて欲しい。それだけ。




(April 5,1989 at 喫茶/伊達)

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<原本発行 1989年6月20日/復刻初版 1999年2月28日/改訂三版 2004年4月2日>
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