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X - live report & interview - APRIL 29,1989 at 福岡都久志会館! |
Blue Blad Tourで来福したXの写真撮影の為にステージ前に行ったら場違いな物が目に付いた。「何するの、これ?」 「これですか?耳栓にするんですよ」 警備のバイト君はそう言って白のトイレット・ペーパーを適当にちぎって耳の穴に入れてみせた。とにかく半端な音量ではないらしい。それではという事でPA(日々野音響)のスピーカーを見てみるとJBLがメインの4ウェイシステム。下からスーパー・ロー、アルフィーで有名になった通称八つ目のミッド(福岡ではSTAFFが持っている)、おそらく45Jが入っていると思われるドライバー、そしてツィーターの21という中域バリバリの組み合わせのようだ。 見終わった後で感想を求められたら約2時間にも及ぶ長いコンサートだったが随所に見せ場が盛り込まれ、とても新人とは思えないステージだったと言っておこう。ハード・コアの早さ、激しさ、熱狂とクラシックの旋律美、ダイナミックな構成力、知性など対立する様々な要素を同時に許容出来るキャパシティの広さ、つまり既成の価値観に捕らわれない感性の若さが彼等の最大の魅力だと思う。 10年位前ブラック・ユフルウのコンサートを見に行った時、ギタリストがもろヘビメタでありながら違和感を感じさせなかった所に懐の深さ を感じショックを受けた事があった。また、その時のドラムスのスライ・ダンバーがシモンズのドラム・セットを使っていたのにもびっくりした。当時最もプリミティブな音楽と見られていたレゲエと当時では最新のテクノロジーであったシモンズとの組み合せなど想像もつかなかったからである。この日Xのライブはその時と同じく視覚領域以外からの新たな衝撃と興奮を与えてくれたのだ。
![]() トシ=別に女が嫌だと言う訳じゃないけれど、男が来てくれたらこっちも気合いが入る。 ヨシキ=福岡もこれで3回目だけど、良いですね。男も多いし。 トシ=歓声とか聞いてもキャーじゃなくてウォーという感じだから。 ヨシキ=ツアー回っているから結構疲れている時もあるんだけど、あの歓声を聞いたり、あの瞳を見るともう手を抜けないな、という感じになるよ。 トシ=よくMCで「気合いを入れろ」と叫んでいるけど、あのウォーッという声が返って来るといくらヘトヘトになっていても俺等も気合いが入ったりする。そういう時は見に来てくれている人と一緒に作っているんだ、という気持ちが湧いてくるね。一緒にデカくなろうぜ、という感じ。 ヨシキ=コミュニケーションだよね。
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