the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #28
ZIGGY
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●NICE&EASYを聴いて全体的に散漫というか、バラバラな感じがしたんですが。
森重=そういう意見も聞きますね。シングルのB面の寄せ集めだって言った人もいるし。でも基本的に間口は広いにこした事はないというのがあって、3枚目位で「こんなのまでやっちゃいました。すいません」とやっておけば後々良いんじゃないかな、と思ったんで。

●レゲエにチャレンジしてみたのは誰のアイデアなんですか?
森重=たまたまそういう曲が出来たからやってみただけです。だからスカの曲が出来たらそれやっても良いし。元々僕達はテクニック派のバンドじゃないから、面白いことにトライするのが良いんじゃないかな。

●しかし、アルバムの中にレゲエ・バージョンを一曲混ぜるという手は今までいろんなアーティストがやっているし、それほど面白い音楽とも思えないけど。
森重=たまたまその時レゲエの要素が面白かったから取り上げただけで、それほど大した意味はないですよ。別にレゲエ・バンドになろうと思っている訳じゃないから。

●ただ、日本人がレゲエやると思い入れが強すぎて歌が演歌になってしまう傾向があるけど、ジギーの場合はそれはなかったね。
森重=そうですか?それなら良かったですね。演歌はあんまり良くないかもしれないから。でも僕達徳間ですからね。(笑)演歌の悪口は言えないな。まあ、今度のLPは散漫だと見られても仕方がないけど、ある意味では幅広い音楽性があるとも言える訳で、余りネガティブな見方されるとシンドイなとは思いますね。

●というのは前作が良かった、という印象があってどうしても比べてしまうんだよね。
森重=でもメンバーとしては今回のアルバムは前作以上に気に入っているんですけど。

●前作のBORN TO BE FREEで極力平静とか疲労感のようなロックの歌詞には普通使わないような言葉を英語混じりでロックのビートに乗せて歌っているでしょう。あれは面白かった。
森重=だからといって自分の作ったパターンに自分を押し込めてしまうのはまだ早いような気がするんですよ。自分の中にあるいろんなものを出していきたいからね。

●漢字の使い方がいかにもインテリという感じ。だけど歌詞カード見ないで聴いていると日本語の部分も英語にしか聴こえない。まるで外人コンプレックス剥き出しの日本のバンドの英語混じり歌詞のパロディにも聴こえる。
森重=そうですか?(笑)そういうのも良いけど、それ以外にもいろいろトライしてみたいんですよ。今回は初めて俺が全曲歌詞を書いたんだけど、面白かったですよ。歌詞については俺にとってまだまだ未開拓の部分だし、自分の芸風がはっきりしていないし、完成されてないと思うから。

●でも基本的に英語混じりというか、英語と日本語が半々のパターンが多いですね。
森重=あれ好きなんですよ。一番すんなりいけるから。やってて楽だし。










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<原本発行 1989年6月20日/復刻初版 2000年7月29日/改訂二版 2001年1月25日>
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