the hakata rock & photo magazine BEATMAKS #31
ZIGGY
− live photo & interview −
From HAKATA with Love & Peace since 1981
ZIGGY at 福岡市民会館 (dec1989)● 確かに前のアルバムってアルバム全体を流れるものが無いというか、1ページ毎に違う絵が載っているカタログみたいなアルバムだったね。
森重=確かに統一感は無かった。今回も統一感があるじゃないか聞かれたら多分ないと思うけど、ジギーちしての方向性はちゃんと掴んでいると思う。

● やっぱりそういうやり方でしか前進出来ないのかな?
森重=広げてすぼめての繰り返し!!冒険というんじゃないけど、こんなのどう?という部分は毎回みんな持って来るから。でも、今回は曲のチョイスにしてもよりプロらしいやり方していると思う。

● 昨日も新曲やっていたけど、既に曲は出来ているんですか?
松尾=候補自体は18曲あったんだけど、それを今12, 3曲に絞り込んでいる段階。
森重=もっと絞るかもしれないし、他の曲を加えるかもしれないけど、発表してない曲も一杯あるから方向性という面で妥協しなくても良いかな、と思っている。

● イメージからいったらHot Lipsあたりの感じになるの?
松尾=Nice & Easy程拡散したイメージが無いという点では近いかな。

● Nise & Easyは何でもアリ、という感じだったからね。ディスコは無かったけど。(笑)
松尾=俺達の演奏技術じゃ出来ません。(笑)
森重=プログレも出来ないし。(笑)ただ、姿勢的な部分でこの4枚目がコケたらひょっとしたらこのバンド駄目かもしれないという所でプレッシャーはあるかもしれない。

ZIGGY at 福岡市民会館 (dec1989)● しかし前よりも良い物を作らなきゃ、というのはものを作る人間の宿命なんじゃない?
森重=確かにそうだけど、そこで保身に回りたくない、というのがあるんだよね。Groliaでジギー好きになってくれた奴がいるから、この手の曲調を入れとけば連中は納得するだろう、という様な計算された作り方はしたくない。この歳だからこそもっともっと攻撃的な部分、所謂ロックがロックたる部分を出したいね。

● まだまだ攻めるぞと。
森重=まだまだ守りに入る時期じゃないでしょう。攻めて攻めて10作目、とかの方がカッコいいと思うんだよな。

● でもアルバム3枚作った時点である程度慣れたというか、ツボを押さえたという時点で余裕持ってやれる部分もあるんじゃないの?
松尾=レコーディングのやり方という部分に関してはそうだね。

● 前作はロスでペーシック・トラックを録音したけど、今回はどうなるの?
森重=全部日本でやります。まあ、何処でやってもそんなに変らないからね。
松尾=前やってみてそう感じた。それだったらジギーは日本語で歌う日本のロック・バンドなんだから日本でやるのが一番良いかな、と思ったりして。
森重=やっぱアメリカは遊びで行った方が面白い。仕事絡むと仕事に集中できなくなるから。(笑)




ロックに対する思い入れという面で森重さんには随分深い所があるなあ、Complex(複雑、という意味です)な人なんだなあと感じさせられたのですが、一体彼が理想とするロック・バンドとはどんなバンドなんでしょうか?もし、次取材する機会があったらその辺の事をじっくり聞いてみたいもんだ。みなさんもジギーさんに質問したい事がありましたら、このインタビューの感想を添えて編集部までお手紙下さいませ。

(1989年12月2日/H・V・H)











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<原本発行 1990年1月25日/復刻初版 1998年9月2日/改訂三版 2004年4月3日>
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